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人間と文化
月 1 ・木 2 ( 2 単位).対象学部:文系,理,農.担当教員:中川 学 所属部局等:高度教養教育・学生支援機構.
開講セメスター: 1 年次第 1 クォーター.科目ナンバリング:ZBH-PCU801J.使用言語:日本語.
1 .授業題目:
東北大学を学ぶ
2 .授業の目的と概要:
私たちが学ぶ東北大学とは、どのような個性を持った大学なのでしょうか。本講義では、東北大学がどのような歴史を歩んできた
のかを学ぶことによって、大学や学部などの特徴を歴史的に理解することを目的とします。
3 .学習の到達目標:
(1) 自らの学ぶ大学、学部、研究所などの歴史的特徴を理解し、他者に説明することができる。
(2) 自らが学ぶ大学の歴史について、史料の読解を踏まえて叙述することができる。
4 .授業の内容・方法と進度予定:
(1) 授業内容・方法
創立前史から百周年までの東北大学の歴史を、大きく14のテーマに分けて学ぶ授業。講義とグループディスカッションから構成。
授業には、ペアワーク・グループワーク、ビデオ視聴、クリッカーを取り入れる。毎時間の終わり(15分程度)に、授業の振り返
りのため、ミニットペーパーの記述を実施。
(2) 進行予定
第 1 回 ガイダンス
第 2 回 前史-学都仙台の誕生
第 3 回 東北帝国大学の創立
第 4 回 門戸開放
第 5 回 研究所の誕生
第 6 回 総合大学への道
第 7 回 学生生活
第 8 回 留学生
第 9 回 戦争と大学
第10回 戦後改革と新制東北大学の発足
第11回 高度成長期の大学
第12回 キャンパスの変遷
第13回 大学紛争と大学改革
第14回 グループディスカッション - 大学入試改革案の是非について
第15回 創立百周年と大学の理念
5 .成績評価方法:
授業への参加と理解度(40%、ミニットペーパーを使用)、宿題(10%、ミニレポート)、期末レポート(50%)によって評価。
6 .教科書および参考書:
資料プリントを毎時間、配布。参考書等は適宜紹介。
7 .関連 URL:
8 .授業時間外学習:
1)大学の歴史に関するビデオ視聴とミニレポート作成( 1 回)。
2)グループディスカッションのためのミニレポート作成( 1 回)。
3)学習支援センター(SLA)によるレポート指導を受講( 1 回)。
4)期末レポートの作成( 1 回)。
9 .その他:
5 回以上欠席した学生の単位修得は認めない。
オフィスアワーは水曜 1 時~ 3 時。質問等がある場合はメールでも可。
アドレス :manabun@m.tohoku.ac.jp