─ 91 ─ 生命と自然 月 4  ( 2 単位).対象学部:文系,理,農.担当教員:田嶋 玄一 所属部局等:高度教養教育・学生支援機構.開講セメスター: 2 セメスター.科目ナンバリング:ZBN-LNA801J.使用言語:日本語. 1 .‌授業題目:    分子と遺伝子からみた生命と社会 2 .‌授業の目的と概要:    社会的に問題となっているライフサイエンス関係の二つのトピックス(抗酸化サプリメント,遺伝子組換え食品)を取り上げ,そ れを理解するために必要な基礎的な生命科学の知識を学び,さらにそれらの問題を科学的に考察する方法を学ぶ. 3 .‌学習の到達目標:    生命現象に分子的な基礎があることを理解でき,その概略がわかる.    ニュースや新聞,ネットなどで取り上げられる生命科学関連の話題を批判的に読む態度を学ぶ. 4 .‌授業の内容・方法と進度予定:    第 1 回:導入と概略    第 2 回:光合成と酸素の発生    第 3 回:呼吸と酸素の消費    第 4 回:生体熱力学    第 5 回:酸素分子    第 6 回:活性酸素    第 7 回:抗酸化物質と健康食品    第 8 回:DNA 分子とセントラルドグマ    第 9 回:遺伝子発現の制御    第10回:遺伝情報の変異    第11回:遺伝子操作技術    第12回:遺伝子組換え生物    第13回:遺伝子組換え作物の技術と広がり    第14回:遺伝子組換え食品への批判を検討する    第15回:まとめ    ただし,進度によって回数が若干変動することがありうる. 5 .‌成績評価方法:    基本的に 2 回のレポート課題によって評価する.さらに授業内,授業後の質問,コメントなどにも加点する. 6 .‌教科書および参考書: 7 .‌関連 URL: 8 .‌授業時間外学習:    毎回の講義資料を ISTU に掲載するので,これに基づいて予習及び復習を行う.    またレポート作成にあたっては,かなりの量の資料類を読み込むことが求められる. 9 .‌その他:    教科書は指定しない.参考書は講義中に随時紹介する.