学びのストーリー

震災について考えたい

震災について考えたい

プロフィール

  • 氏名:小川駿平(仮名)
  • 年齢:20歳
  • 性別:男
  • 学部:法
  • 学年:2年
  • サークル:震災ボランティア団体
  • バイト:塾講師
  • 授業への期待:大学で学ぶ教養や専門を現実社会で役立てたい。
  • 将来の夢:公務員

私の選択した科目(科目名クリックでシラバス表示)

基幹:人間論
基幹:社会論
基幹:自然論
展開:総合科学

履修のストーリー

震災ボランティアの体験の意味を考える
僕は入学以後震災ボランティア団体に所属して活動をつづけてきました。一年が経ち、そこでの様々な体験の意味をじっくりと考えてみたくなりました。まず人間論では、アイデアを出したり、議論をしたりする際のスキルをワークシップ形式で学べるとのことなので、現場での活動に応用できるヒントが得られると思い、履修しました。ボランティアの時とは違った大学の仲間と議論するのも、いろんな視点に触れられ楽しかったです。
震災の背景にある社会や自然
また震災やボランティア体験を考えるという視点に立つと、138億年の地球の歴史の中で社会問題を考える自然論の授業が、例えば「地震という巨大な自然現象は我々が暮らす社会に結局のところどんな影響を与えたのだろうか」といったことを考えるヒントになると気づき、俄然興味深く思えました。
震災の現場で考える
そして震災や復興、被災地の問題などを直接扱っている社会論の授業もみつけました。展開ゼミは、心理学や歴史学など、いろいろな学術的視点から防災や復興について考えるだけでなく、現地での実習もありました。どちらの授業からも、これまでの経験を深く振り返るための切り口を学べそうだと感じています。授業を履修して自分自身にどんな変化があるだろうか?今はそれを確かめていきたいと思います。

アドバイス

東北大学は「被災地域の中心にある総合大学として、復興に全力を傾けていく歴史的使命があります」と、サイトで謳っています。

その使命を果たすために何ができるのか。震災自体について見つめ直すだけでなく、その背景にある社会や環境を考える科目も用意しています。

その他にも、東北の核地域と関連した科目など、東北大学でしかできない学びをしてみてはいかがでしょうか。